アジングはじめまして-nice to meet ajing-

ようやく傷も癒え、

なくしたタックルも中古ながら揃えたり、

落ち着いて来たので、

その時の状況を残しておきます。


あれは島から帰って次の休み

島では何も釣れなかったので、

いそいそと磯へ・・・

朝方ゴロタを歩き、

崖を登り、

ポイントへ

波はかなり高かったのですが、

大丈夫だろうと高さ3メートルの岩場の裏に隠れて釣ってました。

すると100回に1回くるというドカ波が、

頭の所から潮をかぶり、

よろめいた所足をすくわれ、

海に落ちました！

波が高く、

岩場だったため、

打ちつけられてはという考えから沖へ逃げ、

少し戻ったゴロタにあがろうと泳ぎますが、

荒れた波と水を含んだ服の所為で思った所へ行けません。

手には買ったばかりのチーターRRと15ツインパが・・・

水温はまだ温かいし、

最悪118に電話をするかと、

防水ケースに入れたスマホを見ると、

通信サービスは行っておりません・・・(￣□￣;)!!

Y!mobileめ！

ここは福岡市内だというのに・・・

一気に恐怖におそわれ、バタバタ泳ぎますが、

ロッドを握った手ではろくに泳げず、

体力が奪われて、

陸に近づいたと思ったら、

波のブレイクに飲まれて、

上も下もわからず泳いで顔を出す、

こんなことを3回も繰り返し、

ロッドもリールも手放し、

ほんとに死ぬかもと、

また疲れてもう動きたくないと・・・

一瞬でしたが、命をあきらめた時がありました。

ライフジャケットも服が水を吸って浮力がなくなってきたのか、

顔が出る程度で潮をかぶり、何度も潮を飲んで苦しみました。

30分くらいもがいたでしょうか、

すると目の前に岩場が見え、

とりあえず岩場の上に登って体力を回復させようと

必死に寄ってつかまろうとします。

すると、今まではブレイクで飲まれていた波が岩にぶつかり、

私の体を持ち上げ、

あっという間にゴロタに打ち上げられました。

助かったと波のみ来ないところに逃げようとしたものの、

体力が底をついたように動けず、

2メートルも動くのがやっと、

15分くらい休んで、

ようやく重い足取りを車に向けました。

波にもまれたので片方のコンタクトレンズがなくなり、

車に乗せていた予備の眼鏡をかけて、うちへ。

帰ると全身打ち身だらけ、

頭も傷があり、

特に脇腹は2週間たった今もまだ痛みます。

ライフジャケットがなければ、

骨が折れていたかもしれませんし、

波にもまれて、息をすることさえ困難だったと思います。

大丈夫だろうと思っても予想外のことも起きるし、

経験不足な私が危険な目に合うのは必然！

多分にもっと経験豊富であれば楽に陸に戻れたのでしょう。



みなさんもライフジャケットは忘れずに・・・